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米国アリゾナ州ツーソンが生んだデザート・ロックの雄、ジャイアント・サンドを20年以上に渡って率いる怪人、ハウ・ゲルブ。時に「砂漠のルー・リード」と称される陰影に富んだ歌い口。そこに「アメリカン・ゴシック」なるタームさえ軽々と飛び越えるクレイジーなサウンド・クラフトを重ね合わせ、まったく独自の空っ風を巻き起こした彼。後期ジャイアント・サンドのリズム・セクションを、キャレキシコとして知られるふたり──ジョン・コンヴァーティノ&ジョーイ・バーンズ──が担っていたのも今は昔、現在は、新たな本拠地のひとつであるデンマークでバンドを再編し、なおひたすらに邁進し続けている。2005年9月にはアリゾナ・アンプ&オルタネイターなる謎のソロ・プロジェクトさえ起動。何が起こるか予測不可能。手元のCDに焼いたサウンド・ピースに軽々と歩調を合わせ、スプリング・リバーブを蹴り上げ、過剰なほどのプリペアド・ピアノに会心の笑みをもらす、その驚愕のライヴ・パフォーマンスがふたたび日本上陸。そのスティル・パンクネスにご期待ください。
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